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浄土宗開宗850年慶讃事業

こんにちは。
本当は今回から写経についてお話させて頂く予定でしたが、
大本山増上寺よりご案内がございますので先にそちらを・・・
当山檀信徒の皆様にはお手元に資料を発送させて頂きました。増上寺公式HPにも内容等詳細を記載しております。合わせてご覧ください。

浄土宗開宗850年を迎えるにあたって

元祖法然上人が、浄土宗を開宗されて850年を迎えるにあたり、大本山増上寺では、現代の仏教が最も必要を感じている宗教の重要性を大衆が見直すことが出来る方法を見出すと共に、法然上人が最も熱を込められた「われ浄土宗を立つる心は凡夫の報土に生まるることを示さんが為なり」というご法語に表わされた念仏信仰の実践をここに期するものであります。
浄土宗には日本国内に8つの総大本山がありますが、京都の知恩院と、東京の増上寺は伝法道場とされ、浄土宗僧侶の資格を取得するためには、両本山のどちらかで、12月に行われる修行をしなければなりません。京都の知恩院は総本山として創建以来大きな災害もなく近年修復を行い、永年存続の状態を整えました。東京の増上寺は昭和20年の空襲により大本堂その他が全焼した為、現在迄に適切な修復を施し、近代設備を整えて首都に存在する伝法道場としての役割を果たしています。しかし建設以来五十年余りを経過し、耐震性に不備の点が有る為に躯体等の補強を行い、また損傷の進む屋根瓦を全面チタン瓦に葺き替える等、永年使用可能な万策を講じておく必要性が生じて参りました。伝法の基本は、時代の推移に左右されず、元祖の体験と宗意を誤りなく伝えることであり、作法道場を必要としますので、ここに永年存続を期して適切な対策を施すわけであります。私たちは自己の生命に目を向けた時に、先祖伝来の最先端に自分が存在していることに思いを致し、先人の多大な恩恵に浴していることに感謝と報恩を自覚して、末長く宗教の偉大な存続に務つとめて参りたく存じます。
茲に浄土宗開宗850年を迎え、念仏信仰の現代に於ける活性化を切に願うものであります。

大本山 増上寺 88世 戒誉季生
※増上寺公式HPより

増上寺 法然上人浄土宗開宗850年慶讃法要

日程:令和6(2024)年4月2日~9日(予定)

  • 開白法要
  • 献茶式
  • 浄土宗開宗850年慶讃法要
  • 御忌法要
  • 詠唱奉納大会(増上寺吉水講創立40周年記念大会)
  • 降誕会
  • 結願法要

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