10~11月頃 十夜法要(じゅうや) 2021年10月1日 10~11月頃 十夜法要(じゅうや) 十日十夜にわたって勤める念仏会(え)。 「お十夜」や「十夜講」「十夜念仏」「十夜法要」などともいいます。 浄土宗でよりどころとする経典『無量寿経(むりょうじゅきょう)』に説かれる、「(煩悩や誘惑に満ちた)この世界で十日十夜の善行を積むことは、”あらゆる煩悩や誘惑などない、修行を行うのに環境の整った”、仏さまの国で千年の善行を修めることよりも勝(すぐ)れている」との一節が由来です。 「善行」とは、私たち浄土宗の教えにおいては、もちろんお念仏です。 室町時代に京都・真如堂(しんにょどう)(天台宗真正極楽寺(しんしょうごくらくじ))で修められたのが始まりで、その後、大本山光明寺第九世祐崇(ゆうそう)上人が後土御門(ごつちみかど)天皇のために真如堂の僧たちと引声(いんぜい)念仏(声をゆるやかに長く引き伸ばしてとなえるお念仏)を修したところ、天皇が大変感激され、光明寺で十夜法要を修することに勅許を下しました。 これが浄土宗における十夜法要の始まりです。 現在では、一日に短縮して勤める寺院が多いようです。 ※詳細日時は別途お知らせいたします。 写経会 十夜にて展示作品です。 長専寺へのご連絡・ご予約・お問合せ 開門 9:00〜閉門17:00 本堂 9:00~16:30 霊光殿(納骨堂)9:00~16:30 境内墓地 9:00~16:30 TEL:011-831-6787 お問合せはこちら Tweet Share RSS feedly