フードロスを考える
皆さんこんにちわ。事務担当の高橋です。
本日は当山での廃棄供物についてお話させて頂きます。
突然ですが、全国のコンビニの数は54,922。
仏教系単位宗教法人の数は77,232。今ではコンビニより多い宗教法人。
普段皆さんはお供えしているお供物はどうされていますか?
当山では、お盆時には40リットルのゴミ袋で10~20袋。
彼岸は春秋合わせて10袋近くの廃棄供物が出ます。
以前よりは少しずつ減少傾向にはあるものの最近は停滞気味です。
廃棄供物の中身は半分が食べ物です。
賞味期限などの日付を確認し食べれるものは別にしたりもしています。
しかし、炎天下の納骨堂内は食べ物が痛むのが早く賞味期限内でも危険です。
生花、生物は1日ともちません。
お供えが悪いわけではありません。
お供えとは、お参り時に飾り付けをして、その後お参りをした皆様で食べる。
食べるところまでがご供養なのです。
いつからこの風習が『供える=置いて帰る』になったのかは不明です。
当山ではお花以外の生物は全てお持ち帰り頂く様お願いしております。
これからも皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。
長専寺はおてらおやつクラブの活動を応援しています。